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「ものづくり」に掛ける想い
~JPM協会展(展示会・コンテスト)で受賞した
      POP・ディスプレイ制作時を振り返って~

西川産業クールタッチ
商品のイメージをビジュアルで体感できるように

入社したばかりの時に訪問した会社様から頂いた新規の仕事で、苦労しながらその案件のディスプレイを制作し、後々再版を繰り返す中で手を入れブラッシュアップしていくうち、ついには全国のPOPコンテストで銀賞を受賞した、ということがありました。
製作時の苦労話にはきりがないのですが、これはどんなディスプレイかといいますと、夏に使う涼しさを感じられるシーツを売り出すときに、使っている特殊な生地の冷んやり感を、店頭で通常の布とさわり比べて体感し、その冷んやり感の具合の良さを体感して商品を買ってもらうためのディスプレイです。

素材の違いを利用した細かい気配りも

最初は展示会用に数台ということで、当社の扱っている硬質なダンボール「リボード」で製作をし、そのあとまったく同じ形状をダンボールで量産する、という流れでした。
リボードとダンボールと言う、素材の強度が違う材質を使って同じ形状のディスプレイを作るというのは大変で、特にリボードは製作期間が最初は2週間、そのあと1週間に縮まり、ほぼ全員での総出の作業でしたが、特に生地に手が触れるところのきつすぎず緩すぎず、また適度に熱を開放して冷たさを最大限体感できるようにという微妙なタッチ具合にも相当気を配りました。

社内全員で獲得したコンテスト受賞

とにかくモノづくりというのは、スマートだったり頭の中で考えたりしただけではなく、最後は泥臭く、時間ぎりぎりとの闘いの中で前例がないものを創意工夫や知恵を傾けたという、量そのものがどれくらいかと言うことが問われますので、今回はまさにそういった私たちの「ものづくり」に掛ける思いが試されたと同時に会社の総合力を発揮できた結果、コンテストでの受賞と言う一定の評価がいただけたのではないかと感じております。

今後とも、この案件で培うことのできた熱意や粘りある「ものづくり」精神を込めた販促物の制作に携わっていきたいと考えております。

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-projectIGARASHI-製品製作秘話

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